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マニアがハマる激辛カレーの魅力

東京には数え切れないほどのカレー店がありますが、その中でもカレーマニアを惹きつけてやまないのが「激辛カレー」です。スパイスの刺激が舌を突き抜け、額に汗をにじませる体験は、ただの食事を超えたエンターテインメント。特に辛いもの好きにとって、激辛カレーは「挑戦」であり「ご褒美」でもあります。
激辛カレーの魅力は、単に辛さを追い求めるだけではありません。複雑に調合されたスパイスが織りなす深いコクや香り、そして一口ごとに押し寄せる爽快感は、まさに中毒性抜群。東京にはそんな激辛カレーを求めて日々通い詰めるファンも多く、カレーマニアの間では名店探しが一つの楽しみとなっています。
この記事では、数ある名店の中から「カレーマニアにおすすめしたい東京の激辛カレー3選」をご紹介。北千住・上野・池袋で味わえる個性あふれる一皿をピックアップしました。あなたもきっと、次の「お気に入りの激辛カレー」に出会えるはずです。
激辛カレーおすすめ店①:DEVIL CURRY 北千住

北千住駅すぐの飲み屋横丁にひっそり佇むスパイスカレースタンド「DEVIL CURRY」。カウンター6席のみのこぢんまりとした店内で味わえるのが、こちらの看板メニュー「デビルカレー・スペシャル」。極辛ながら爽快なスパイスの後味、甘くトロトロな三元豚の角煮、さらにはシャバシャバ系のルーが白ご飯にじんわり染み渡る食感とコントラストが最高の刺激体験を生み出します。
お店の基本情報
- アクセス:北千住駅西口から徒歩約1分、飲み屋横丁の中に位置。駅から145mとアクセス抜群です。
- 営業時間:平日・土曜は11:30~15:00(LO14:30)、17:30~21:00(日祝は11:30~21:00)。*カレーがなくなり次第終了します。
- 座席:カウンター6席(こじんまりとした、おしゃれなスタンド型)。
- スタイル:予約不可。カレースタンド的な構えで、ランチ・ディナーとも対応のカウンター形式です。
看板メニュー:デビルカレー・スペシャル
- こだわりポイント:三元豚の角煮がどーんと入った贅沢な一品。トロトロに煮込まれ、スプーンで崩れるほど柔らかく仕上げられています 。コリアンダーシードやクミンが角煮の上に振りかけられ、スパイスの香りがアクセントになっている点も特徴です 。ベースのカレールーは赤いサラサラのグレイビーで、口に運ぶと辛さがぐっときたあと、じわじわとコクと旨味が広がる構成です 。
- 辛さ:「デビルカレー・スペシャル」は標準で“極辛口” 。他のカレーは普通、辛口などがあり辛さ調節も可能。
- 価格:2025年6月時点で税込1,760円 。
味の魅力
- 痛快な辛さと爽快なスパイス感:極辛の中に爽やかなスパイスが効いた、辛党マニアも虜にする“悪魔的おいしさ”。舌に刺さるような刺激と、あとを引く余韻のバランスが絶妙です。
- 三元豚の角煮の旨味:トロトロに煮込まれた三元豚の角煮が中央にどんと鎮座。甘みある肉汁と辛さの共演が、まさに“悪魔的なご褒美”のよう。それ自体で食べに来たいほどのインパクトです。
- スープ状ルーと食感の妙:シャバシャバ系のルーに沈む激辛エキス。食べ進めるほどに辛さがじわじわと、ライスとの相性も抜群。玉ねぎの酢漬けや干しぶどうの甘みがいいアクセントになり、一口ごとに飽きさせない構成です。
激辛カレーおすすめ店②:デリー 上野店

1956年創業、日本の激辛カレー界のレジェンドともいえる『デリー 上野店』。上野広小路すぐの湯島にある本店は、わずか17席のこぢんまりとした空間ですが、それゆえこそ味が際立ちます。名物『カシミールカレー』は、十数種類のスパイスと6時間炒めた玉ねぎによる重層的な辛さが魅力。極辛でありながら、ガラムマサラの奥深さや玉ねぎの甘みが複雑に絡み合い、一口ごとに“クセになる”体験を提供します。卓上の玉ねぎアチャールが辛さにアクセントを加え、極限の味わいをより楽しませてくれる逸品。辛さに自身のあるカレーマニアにこそ挑戦してほしい一皿です。
お店の基本情報
- アクセス:上野広小路駅や御徒町駅、湯島駅など複数駅から徒歩圏内。
- 営業時間:11:50〜21:30まで通し営業。年末年始定休。
- 座席数:15席。テーブル7席(2名卓×3、1名卓×1) カウンター8席。
- スタイル:ランチ・ディナーどちらも可能。予約不可。
看板メニュー:カシミールカレー
- こだわりポイント:創業以来の代表的メニューで、黒褐色のサラサラとした極辛カレー。骨付きチキンやじゃがいもが入る伝統の味です。ふんだんにスパイスを使い、玉ねぎを6時間じっくり炒め、水分を90%飛ばす工程を経て、深みと複雑さを追求、他店には真似できない独特の味わいに仕上げています。スパイスは15種以上使用。カイエンペッパーで辛さ、コリアンダーで風味、ターメリックで色づけ。季節ごとのスパイスの変動にも対応する繊細な配合です。
- 辛さ:「カシミールカレー」は標準で*極辛(★★★★★)* 。辛さ調節は基本的に不可。
- 価格:2025年8月時点で税込¥1,350
味の魅力
- 唯一無二の極辛と香りのバランス:強烈な辛味の中から、玉ねぎの甘みや複雑なスパイス感が立ち上がる深い味わいで、辛党にはたまらない刺激です。
- 香ばしくも重厚なガラムマサラ感:サラッとしたソースに、ガラムマサラの豊かな風味が際立ち、「一口でクセになる」と評されています。
- アクセントとしてのアチャール:卓上に置かれた新玉ねぎのアチャール(漬物)が鮮烈な香りで、辛さの“休憩”として味の奥行きを加えてくれます。
激辛カレーおすすめ店③:サフラン 池袋

池袋東口から徒歩5分、インド香るダイニングバー「サフラン 池袋」。ここでしか味わえない「世界一辛いカレーセット」は、ギネス世界記録にも認定された「ブート・ジョロキア」をたっぷり使用した究極の激辛体験。ご飯またはナン付きのセットで、注文には誓約書への署名が必要という緊張感も興奮もの。味は単なる痛みだけでなく、スパイスの奥深さとチキンの旨味がしっかり感じられ、「辛さの中に美味しさがある」と評されています。完食者には証明書が贈られ、悶絶後の達成感はまさに激辛マニアへの挑戦状。
お店の基本情報
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アクセス:池袋駅東口から徒歩約5分、東京メトロ有楽町線・東池袋駅から徒歩約2〜4分の場所にあります。 豊島区東池袋1-28-1 タクトTOビル201に位置。
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営業時間
月・水・木・金・土・日:
ランチ 11:00–15:00(L.O.14:30)、ディナー 17:00–22:00(L.O.21:30)
火曜定休、年末年始休業あり。
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座席:全席禁煙、約60席(カウンター・テーブル多数)
- スタイル:予約可能で、貸切にも対応。インド料理・ダイニングバー形式で、ランチ・ディナー問わず利用できます。
看板メニュー:世界一辛いカレーセット
- こだわりポイント:ギネス世界記録に認定された「世界一辛い唐辛子」、ブート・ジョロキア(Bhut Jolokia)を使用した、看板メニュー「世界一辛いカレーセット」。完食すればお店から認定証がもらえる仕掛けもあります。 また、セットにはご飯またはナンが付くスタイル。
- 辛さ:辛さはその名の通り超激辛。基本的に辛さ調節は不可。他メニューは辛さ調節可能なものもあり。
- 価格:「世界一辛いカレーセット」の価格は税込3,500円
味の魅力
- 極限の辛さと完食チャレンジ感:誓約書に署名して臨むほどの激辛体験。完食すれば証明書がもらえる演出もあり、辛党マニアにはたまらない“挑戦型グルメ”です。
- 奥深いスパイスと旨味:単なる辛さだけでなく、複数のスパイスによる深い味わい、チキンの旨味などがしっかり感じられ、「辛い中にも美味しさがある」と評価されています。
- 完食後の達成感と余韻:多くの挑戦者が「完食はできたが胃が痛かった」「体調崩した」など、辛さの余韻が強烈。その分、達成感もひとしおで、体験として記憶に残ります。
まとめ
東京はまさに“激辛カレーの宝庫”。今回ご紹介した 「DEVIL CURRY 北千住」 の悪魔的な辛さ、「デリー 上野店」 の伝統を受け継ぐ本格インドカレー、そして 「サフラン 池袋」 の世界一辛いカレーへの挑戦――どれも激辛好きの心を揺さぶる名店揃いでした。辛さの奥にあるスパイスの香りや深いコクを堪能できるのは、やはり専門店ならでは。カレーマニアなら一度は足を運んでみたいお店ばかりです。
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