名探偵コナン

コナンの口癖「バーロー」の元ネタは? 青山先生の口癖だった!?

コナンの口癖「バーロー」の元ネタは? 青山先生の口癖だった!?

画像出典: Pinterest

黒の組織に飲まされた薬が原因で体が縮んでしまった主人公「江戸川コナン」が数々の事件を解決するミステリー漫画「名探偵コナン」。

今回は、主人公であるコナンの口癖「バーロー」について、その由来やコナン以外に「バーロー」と言ったことのある人物の情報、そして声優さんに至るまで徹底解説します!

「名探偵コナン」概要

週刊少年サンデーで連載されている「名探偵コナン」は、「黒の組織」により謎の薬を飲まされ小学生の姿になってしまった高校生探偵・工藤新一をめぐる物語です。

体が縮んでしまった工藤新一は「江戸川コナン」を名乗り、幼馴染であった毛利蘭の家に転がり込みます。そんなコナンが、蘭の父親である探偵毛利小五郎を裏でサポートしながら数々の迷事件を解決していく国民的ミステリー漫画です。

原作漫画はもちろん1996年から放送開始したテレビアニメも大人気。また1997年からは毎年4月に、劇場版の映画も公開されています。

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コナンの口癖といえば「バーロー」

名探偵コナンの主人公である江戸川コナンこと工藤新一の口癖といえば「バーロー」です。

そもそも「バーロー」とは江戸弁で「馬鹿野郎」という意味であり、呆れた時などによく使われます。

名探偵コナンの中で用いられる際も、コナンが誰かに呆れた時が多いような気がしますね!

コナンの口癖「バーロー」の初登場はいつ?

作中でコナンが初めて「バーロー」を使ったのはコミックス第5でした。この時正確には「バーロ」と言っています。

5巻で初めて「バーロ」と言うまでのコナンは、「バカヤロウ」や「バーカ」などといった、至って普通の言い方をしていました。

しかし5巻を皮切りにコナンは、「バーロ」「バーロォ!!」などと言うようになります。

実は、コナンが「バーロー」と言い始める前に、毛利小五郎が先に「バーロ」と言っているのは意外に知られていない事実だと思います。

もしかすると、コナンの「バーロー」という口癖は、毛利小五郎に影響を受けた口癖という可能性も考えられますね。

コナンの口癖は「バーロ」から「バーロー」表記に変化した!?

ちなみに今でこそ「バーロー」という言葉が有名になっていますが、元々の漫画表記は「バーロ」「バーロォ!!」「バーーーロ」などと語尾を短く切るものでした。

しかしアニメ版にて、声優の高山みなみさんが「バーロー」と語尾を伸ばしたことにより、インターネットでは「バーロー」が定着化。

その結果、現在では漫画版でも「バーロー」と語尾を伸ばすようになりました。

「バーロー」は青山先生の口癖だった!?

そんな「バーロー」はもともと、「名探偵コナン」の原作者である青山剛昌先生の口癖でした。

これはコナン大特集ブックである「名探偵コナン30」の質問コーナーにて、青山先生自身の言葉から明らかになった事実です。

青山先生が普段から「バーロー」を使っているからこそ、自然にキャラクターにも言わせていたということになるでしょう。

実は作者である青山先生の口癖がコナンや毛利小五郎に乗り移っていたというのは意外と知られていない事実なのではないでしょうか。

コナンの他に「バーロー」を使っている人物は?

もはや作中の決め台詞といっても過言ではないコナンの「バーロー」ですが、コナン以外のキャラクターが使うこともあります。

コナンの他に「バーロー」を使用している人物を以下にまとめました。

毛利小五郎

先ほど紹介した通り、「名探偵コナン」シリーズで初めて「バーロー」を使用したのは毛利小五郎でした。

怪盗キッド(黒羽快斗)

続いて意外ではありますが、コナンとも度々対決している怪盗キッドもまた、「バーロー」を使用したシーンがありました。

彼の貴重なバーローを聞くことができるのは、「名探偵コナン」アニメ第219話「集められた名探偵! 工藤新一VS怪盗キッド」です。この時怪盗キッドは「忘れるかよバーロー」という台詞を放っています。

クールな怪盗キッドが「バーロー」というと、よりカッコよく感じられますね。

小嶋元太

コナンの友達であり、コナンたちクラスメイトで構成されている「少年探偵団」のメンバーである小嶋元太もまた、「バーロー」を言ったシーンがあり話題になりました。

2020年に放送されたアニメ「名探偵コナン」第109話にて、「バーロー。コナンがひったくりするわけねぇだろ」と言う発言があったのです。

友達の口癖をしれっと取り入れていた元太に対し、インターネット上ではツッコミも飛び交っていました。

いつもコナンと一緒に過ごしていたから、口癖がうつってしまったのかもしれませんね。

「バーロー」で有名な江戸川コナンの声優は高山みなみさん

コナンの声優は高山みなみさんです。

高山みなみさんといえば大人気声優さんで、さまざまな有名作品に出演されていることから、コナン以外でも声を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

原作では「バーロ」だったコナンの口癖を高山みなみさんが「バーロー」と伸ばして発音したことで、ファンの間では「コナンの口癖=バーロー」となっています。

ちなみに高山みなみさんといえば、「名探偵コナン」原作者である青山先生と結婚されていた時期もあります。

高山みなみさんの代表作として、コナンの他には主に下記が挙げられます。

作品名 キャラクター名
魔女の宅急便 キキ・ウルスラ(1人2役)
忍たま乱太郎 猪名寺乱太郎
ゲゲゲの鬼太郎(第5期) ゲゲゲの鬼太郎
楽しいムーミン一家 ムーミン
らんま1/2 天道なびき
今日からマ王! フォンカーベルニコフ卿アニシナ

「魔女の宅急便」では主人公のキキと、キキを助けるウルスラの2役をみごとに演じ分け、話題になりました。

また「魔女宅」のヒーロー役であるトンボ役は、アニメ「名探偵コナン」で工藤新一と怪盗キッド役を演じている山口勝平さんがつとめています。

上記はあくまでも一部です。まだまだ多くの作品に出演されていますし、現在も大活躍中の声優さんと言うこともあり、これからの活動も楽しみですね。

コナンの口癖「バーロー」についてのSNS上の反応まとめ

コナンの「バーロー」についてネタにしていたり語っていたりするツイートを集めてみました。

コナンの口癖「バーロー」のまとめ

この記事では、コナンの口癖である「バーロー」について解説しました。

今では完全にコナンのものとして受け入れられている「バーロー」ですが、元々は作者の青山先生の口癖だったり、漫画で最初に「バーロー」と言ったのは毛利小五郎だったりと、意外な点が多かったと思います。

ネット上にはコナンが漫画・アニメ・映画の中で「バーロー」を何回言ったか数えている人もいるようで、ファンの間でも愛されている口癖ですね!

今後もコナンのバーローをたくさん聞けるよう、筆者も1人のファンとして楽しみにしています。

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