名探偵コナン

目暮警部は帽子を脱ぐことがあるの?入院しても脱がない帽子の謎に迫る!

名探偵コナン 目暮警部は帽子を脱ぐことがあるの

国民的人気アニメの「名探偵コナン」。

このアニメに登場する目暮警部は、茶色のスーツと帽子を着ている特徴容姿のキャラクターですが、彼は帽子を入院中でも外しません。

なぜ彼が頑なに帽子を外さないのか?その理由について迫りました。

 

目暮警部とはどんな人?

本名は目暮十三、警視庁捜査一課強行犯三係の警部であり、毛利小五郎の元上司。

友人の工藤優作や部下からの信頼が厚く、強行犯三係を取りまとめるリーダです。

恰幅の良い出立ちに茶色のスーツと帽子を着こなし事件現場に赴いています。

正義感や責任感が強く、仕事上では犯人や同僚や部下に対して毅然とした態度で接し、特に反省の色を見せない犯罪者に対しては、苛烈な叱責を行います。

しかし勘違いや気持ちのすれ違いで生じた犯罪などの同情の余地がある犯人に対しては優しい言葉をかける人情深いところも。

起動しているパソコンの電源の切り方がわからないほど機械の扱いに疎く、よく機械の扱い方について高木刑事に助けてもらっています。

 

目暮警部はいつも帽子をかぶっている?

目暮警部は「名探偵コナン」の1話目から登場している古参のキャラクターですが、登場当初から帽子をかぶっていました。

また帽子は目暮警部のトレードマークの一つでありますが、目暮警部は頑なに帽子を外さないことでも有名です。

「劇場版 名探偵コナン 14番目のターゲット」で犯人に腹部をボウガンで撃たれ入院したことがありましたが、その際も帽子を外さず入院ベットで横になっていました。

その光景に不思議に思った歩美ちゃんが、「どうしていつも帽子を被っているのか?」と尋ねても、目暮警部は「んー、まあいいじゃないか」とはぐらかしており帽子をかぶっている理由を答えませんでした。

そのやりとりの聞いて元太や光彦からは、「薄いのではないか」や「大きなコブがあるのかも」と帽子内に人には見られたくない何かあるのではないかと疑われていました。

新一が高校生探偵を始めた現在から被り始めたわけではなく、工藤優作が目暮警部と事件を解決する13年前の過去の事件でも目暮警部は帽子を被っており、ここでも目暮警部の帽子を脱いだ姿を見ることはできません。

 

目暮警部が帽子を被った経緯と帽子を外さない意外な真相

目暮警部が帽子を外さないことはあるの?

いつも帽子をかぶっている目暮警部でしたが、過去に一度だけ帽子を被っていないシーンがありました。

それはコミック28・29巻収録、アニメでは217話・218話で放送された「封印された目暮の秘密」というストーリ内のワンシーンです。

この事件では目暮警部の過去の回想シーンが入りますが、その時警部は帽子を被っていませんでした。

 

「封印された目暮の秘密」のあらすじ

杯戸百貨店にショッピングに来た蘭と園子。その付き添いできたコナンと小五郎は、ショピングに時間がかかりそうな二人を残し、先に百貨店裏のパスタ屋に向かう。

その道中で小五郎は佐藤刑事のおとり捜査に引っ掛かり、容疑者と勘違いされ目暮たち捜査一課の刑事に取り押さえられてしまった。

目暮らが行っていたのは、連続婦女暴行事件のおとり捜査で、2週間前から派手な格好をした若いギャルが立て続けに襲われていた。

事態を重く受け止めた警察は、佐藤刑事をおとりにし、犯人を捕らえようとしたのだが、捕まえることができず、犯人の目的も不明のままだった。

被害者3人の写真を見たコナンは、被害者が全員杯戸百貨店の客だという事に気づく。

そんな中、蘭が百貨店の地下駐車場で血まみれの女性遺体を発見する。

電話で蘭の悲鳴を聞いたコナン達はすぐ駆けつけ、被害者は百貨店の元店員、藍沢多恵であると判明する。

現場に居合わせた多恵の恋人の白川紀之が、「あんたたち警察は役立たずだ!」と泣き叫んでいた。

その言葉を聞き、目暮は自身が担当した過去の事件を思い出し、頭を押さえながら思わず膝をつく。

部下達には「何でもない」と言ったがその表情は険しく、いつもより事件への入れ込みが深いようだった。

現場に現れた目暮の上司にあたる松本警視の話では「今回の事件は目暮が最初に手がけた事件に似ている」とのことだが、目暮の記憶に深く残る“事件”とはいったい?

目暮警部が帽子を外さない理由

「封印された目暮の秘密」では帽子を被るきっかけとなった、20年以上前に目暮警部が手がけた最初の事件が明かされます。

その事件は、連続女子高生ひき逃げ事件。

 

連続女子高生ひき逃げ事件内容

容疑者の動機は不良女子高生にカツアゲされた恨みによるもので、犯行の手口は当時不良女子高生間で流行っていたロンタイというロングスカートを穿いた女子高生を1人になったところを手当たり次第に撥ねていくという悪質な事件だった。

最初は当て逃げ程度だった犯行がエスカレートし、遂には死者を出してしまう。

事態を重く受け止めた警察は女子高生にロンタイで出歩かないよう警告し、その後犯行は収った。

そんな時、ある女子高生が「死んだ友人の仇をとりたい」という理由でおとり役を買って出ると言い出す。

警察は止めたが、警察に反感を持っていたその女子高生を止めることができず、やむなく目暮が彼女の護衛につく事となった。

そして...

容疑者は目暮もろとも女子高生を轢き殺そうと車で突っ込み、そのまま逃走してしまった。

幸い目暮が覚えていた車のナンバーで容疑者が特定され、事件は解決を迎えた。

衝突の際、目暮は頭のケガだけで済んだが、女子高生は頭と身体を強打しグッタリしてしまった。

 

この事件で頭に負った大きな傷跡の理由を聞かれないために目暮警部は、帽子を被る様になりました。

傷跡の理由を聞かれる度に、辛い記憶を思い出してしまうので、帽子で古傷ごとその記憶を封印していました。

でも実はこれとは別の理由もあるのではないかと、蘭や園子たちは想像しています。

目暮とともに轢かれた女子高生は、実は生きており今では目暮の奥さんになっています。

目暮の奥さんの名前は目暮みどり。また目暮警部は奥さんの前ではすごく甘えん坊な様です。

そんな目暮警部と奥さんの馴れ初め話を冷やかされたくないというのが、もう一つの帽子を外さない理由と蘭たちには思われているようです。

 

まとめ

出典:Amazon

いかがだったでしょうか。今回は、目暮警部の帽子の謎についてまとめました。

目暮警部が帽子を外さない理由はまとめると以下の通りです。

目暮警部が帽子を外さない理由
  • 辛い過去を思い出す頭の傷を見られたくないから
  • 傷がきっかけで交際に発展した、目暮の嫁さんとの馴れ初め話を冷やかされたくないから

本記事を読むことで「名探偵コナン」の最古参刑事の意外な一面を知ることができたのではないでしょうか。

この他にも「名探偵コナン」にはさまざま特徴的キャラクターがいますが、その詳細については以下の記事で紹介しているので良かったお読みください。

 

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